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Vol.03ベテランドライバーも要注意!事故を防ぐ3つのポイント

全業種

運転経験が豊富なベテランドライバーでも、油断や慣れから事故を起こすリスクがあります。特に「ながら運転」や「安全確認の不足」は、重大事故の主な原因です。本記事では、ベテラン・プロドライバーが今一度見直したい、安全運転を続けるための3つのポイントと日常の注意点をわかりやすく解説します。

ベテランドライバーも注意!陥りやすい
3つの落とし穴

事故が多いのは
新人じゃなくてベテラン?

業態別運転者年齢層別交通事故件数

運転経験が豊富なベテランドライバーでも、長年の習慣や慣れによって、油断や思い込みから事故を起こすリスクがあります。実際、国土交通省の統計によると、トラックでは50〜54歳、バスでは55〜59歳、タクシーでは71〜75歳の年齢層で事故が多く報告されています。

つまり、ベテラン層の事故も決して少なくないのです。

事故の原因は安全不確認が1位!

バスやタクシー、トラックなどの事業用車両で発生する事故原因を調べてみると、どの業態でも共通して一番多いのが「安全不確認」です。
これは、交差点や発進時など、きちんと安全を確認しないまま運転してしまい、事故につながるケースです。

このように、事故の多くは「ちょっとした油断」や「確認を怠った瞬間」に起きていることが分かります。
つまり、事故を防ぐ一番のカギは「安全確認」をしっかり行うこと。
どんなときも「本当に大丈夫かな?」と一歩立ち止まって確認することが、あなた自身と周囲の命を守ることにつながります。

では、どうすれば“安全不確認”を防げるのでしょうか?
ここからは、安全不確認にならないための3つのポイントについてご紹介します。

安全不確認にならないための3つのポイント

POINT1.ドライビングポジションを正しくしよう

正しい姿勢

運転中に、だんだんと姿勢が悪くなっていませんか?
正しい姿勢をとっていないと、緊急時の回避行動に大きな差が出ます。

  • シートに深く腰掛け、お尻とシートに隙間ができないようにする
  • ハンドルを握ったときにひじが少し曲がるような位置にする
  • 後頭部の中心とヘッドレストの中心の高さが合うようにする

POINT2.運転しやすい靴を履こう

サンダル

ベテランドライバーの中で、かかとのないサンダルを履いて運転をしている人はいませんか?
運転中に脱げたり、アクセル・ブレーキ操作に支障が出る時があります。
特に大型車や長時間運転時は重大事故につながる可能性があります。
会社としてもドライバーの靴の状態を点検し、安全運転に適した靴の着用を徹底しましょう。

POINT3.ながら運転は絶対にやめよう

ながら運転

とくにプロドライバーは「慣れ」による油断が危険です。
わずかな油断や気のゆるみで、前方不注意や歩行者・他車両の見落としにつながるケースが多発しています。
運転をしながら、ナビ操作、携帯電話使用、飲食は絶対にやめましょう。

まとめ

  • ベテランドライバーでも油断は禁物。経験を過信せず、常に安全確認を徹底しましょう。
  • 事故の主な原因は「安全不確認」。左右・後方の安全確認を習慣化し、チェックリストなども活用しましょう。
  • 正しいドライビングポジションと運転に適した靴選びも、事故防止には欠かせません。
  • ながら運転は絶対に避け、運転中は集中力を切らさないことが安全運転の第一歩です。

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