インタビュー

Interview 感染者輸送に貢献したスター交通様が語る「安全輸送」と、安全教育の業務効率化を果たしたグッドラーニング!活用法とは

株式会社スター交通 代表取締役 碓井 浩敬 様
株式会社スター交通

株式会社スター交通

代表取締役 碓井 浩敬 様
バス事業部部長 須賀 忍 様 より
お話を伺いました。

業務の効率化と費用対効果を考え、グッドラーニング!導入

eラーニングと聞いて、初めの印象はいかがでしたか?

オンラインで学ぶという認識だけで、全ては把握していませんでした。バス会社って今の時代であっても仕事のベースが、アナログなんです。点呼簿から日報から何まで、全てアナログで、他の業種と比べるとデジタル化は相当遅れているなと思っていました。

アナログが標準ですので弊社も遅れているわけですよ。ただ、デジタル化って効率の観点と費用対効果の観点からいくと、絶対に上をいっているわけですよ。時代の流れも相まって、導入してみよう!となったことがきっかけでしたね。

グッドラーニング!を使ったドライバーの反響はいかがでしょうか?

明らかに変わったのは、指導する側と受ける側と両方の意識が変わったことです。おそらくどの会社さんもそうだと思いますが、従来面倒臭いわけですよ。面倒くさいからやりたくないけど義務的にやるんですよ。なので受けるほうも聞きたくないんですよ。だから頭に入っているかどうかも数値化されていないからわからない。グッドラーニング!では教材をデジタル化して、パソコンの画面上で点数が出てくるじゃないですか。点数をクリアしないと先に進まないというのは、ゲーム感覚なんですね。昔はゲームというと勉強を阻害する”マイナスイメージ”でしたけど、ゲーム感覚って、見方を変えればすごくいいなって。中には到達しなくて、やり直しもいるんですよ。そこに悔しさが芽生えて、なんとかクリアしたい。そしていくつも項目がある中で、時として100点とかいくわけですよ。そうすると結構嬉しいんですよね。乗務員は自慢もしますし、点数という数値で一定のラインがあってそれを超えない悔しさとか、超えた喜びだとか、100点取った嬉しさとか、その理解度が数値で現れるというのは従来のアナログには全くなかったことなので、準備する側にもとてもいいし、1番は学ぶ側の意識が明らかに変わっています。

碓井 浩敬 様

従来の安全教育に対する課題とは

安全についてどう捉えておりますか?

業種でいう旅客輸送、人を運ぶ仕事は人を傷つけたり、死亡事故を起こしたときに取り返しがつかないので、何をおいても安全第一に考えています。その旅客種層の場合は中小零細大きいところに関わらず、人身事故を起こした時の損害や会社にとってのマイナスって計り知れないものがあるので、会社の基幹となるのは安全輸送です。会社を発展させるにはまずそれがないとその先がないので、安全輸送を軸においてどのように発展していくかが会社経営では重要になってくるので、事故をおこしたらそこで終わりなわけです。安全はとにかく絶対という認識です。

従来の安全教育はどのように行われておりましたか?

運行管理者の中に統括管理がいて、項目に応じた資料を作成していました。やはりすごく手間がかかるし、教育の時間だけではなく、その前後に時間がかかります。ドライバーだけではなくて、管理職、事務方のスタッフも動かなければならなかったので、そういう部分がまさにアナログでしたね。人がやることですので、資料が足りないとか、少し的が外れているとか、漏れもあったりして課題に感じていました。

具体的にどのような研修体制を取っていたのでしょうか?

以前は、16名の従業員を3班4班に分けて、日程を決めていました。ただ、旅客輸送は毎日バラバラといろんな仕事が入っているので、その予定を組むのが大変です。さらに指導する側の管理職も日々予定がある中で、それを設営するのが大変なんです。そうすると受講する予定だった人が受講できなかったり、そういう欠けてしまう部分がありました。

受講したものだと思って、この人は受講していなかったってなると、大きな問題になります。今は個別に受講できますので、予備勤務のときに学習のために出勤してもらったり、空いている時間に個別にその人のスケジュールに合わせてできるので、それは大きな改善になりました。

現場のグッドラーニング!活用法

バス事業部部長で、ドライバーの安全教育をご担当されている須賀様にお話を伺いました。

以前の教材作りはどのような部分が大変でしたか?

法改正に合わせながら作成していく必要があることはもちろん、実務をこなしながら常に変わる法律に対応していくことがすごく難しく感じていました。

何より自分たちで教材を作って、それをすべてのドライバーにプリントして、営業所ごとに日にちを設けて集まってもらうのはコストがかかることでした。それをいかに効率的にコストを抑えて、法に従った教育をするということが第一前提でしたので、グッドラーニング!導入後は、以前に比べて何倍も事務処理が楽になりましたし、抜けがなくなったところが助かっています。

運行管理者としても常にアンテナを張らなくてはいけない、実務もしなくてはいけないという中で、なにか抜けてしまうことが今一番恐れられていることなので、グッドラーニング!で、専門の方が常に法を見ながら、どんな教育がマッチングするかを提案していただけるのがすごく有難いです。

須賀 忍 様

ドライバーの皆様は、普段どのように受講されていますか?

社内のパソコンを使う場合は、ドライバーがシステムを理解するためにはもちろん、分からなかった時や不合格になってしまった場合のために運行管理者が必ず横につくようにしています。

須賀 忍 様

実際にドライバーさんの反応はいかがでしょうか?

私が一番良かったなと思うのが、事故とかドラレコのような映像は、記憶に残りやすいんですよね。記憶に残るからこそ、ドライバーさんにとっても常に注意喚起になっていると思います。ドラレコのような映像を見ずに耳で聞いているだけだと実写したときにつながらないなと思うので、それはこのシステムを導入して一番良かったなと思うところです。

管理する上でどんなところが役立っていますか?

どのドライバーがどれぐらいの時間をかけてこのカリキュラムを理解したかというのを、管理画面で一覧として見ることができますので、管理しやすくなっています。それとテストに関して、どのドライバーがどれぐらい進んでいるか、進捗度に合わせて教育を進めたりできる点や、年度内にどこまでを終わらせなくちゃいけないということをドライバー自身が意識して進められているので、この一覧表が出るというのはすごく便利に感じています。

指導記録簿はいかがでしょうか?

基本的には受講が終わるたびに手書きでチェックをするという形ですが、やはり人がやることなので、全て手書きですと記載漏れが出やすく、後々に管理として響きます。

その点システムだと、ドライバーが受講した日にち・時間・点数が必ず全て自動で出るので、そのあたりは導入する前と導入した後の大きな違いだと思いました。書類を管理するという立場では、みなさんに受講していただいた結果が残せて、それを提出できるというのはすごく楽になったと思います。

さらに質の良い動画を増やしていってほしい

これからのグッドラーニング!に求めることはなんでしょうか。

テストに関しても動画はイメージに残りやすいので、もっともっと動画を増やしていただいたり、いろんな会社さんの生の声を入れていただいたりですとか・・・そういったのがあると、さらに身近に感じながら勉強できるかなと思います。

株式会社スター交通の碓井様、須賀様、ありがとうございました。

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